2017.1.18
勉強?! 好きじゃないねん。灘中に行きたいだけやねん!
2017年1月3日(火)愚息の唯一の休みの日に、我が家の正月はやってきました。
一家団欒の中、愚息が「勉強?!好きじゃないねん。灘中に行きたいだけやねん!」
この言葉を聞いた時、なんの根拠もありませんが合格すると確信しました。
思い起こせば6年前、愚息は、大阪教育大学附属天王寺小学校を受験しました。
当時、能開センター都島校でお世話になっていた中学受験中の長女の姿を見ている愚息に、何気なく「お前も受験してみるか?」と聞くと、受験すると言うではありませんか?すでに10月、間に合うのか?という疑問もありましたが、すでに公文で小学4年生の問題を習っていたので大丈夫だと考えました。
その時お世話になったのが、能開プレスクールでした。もちろん上本町校です。
入校時は、50人中40番台の成績。毎回、最下位争いです。
その時から、長女と毎朝5時に起き、家族全員で猛勉強しました。関係のない次女も巻き添えです。受験1か月前には、トップ10の常連になっていたように記憶しています。
小学校受験は、男子志願者数400名弱、受験者数300名弱、一次合格者数69名、最終合格者数60名。
合格発表の掲示板を見た時、家内と二人で喜びました。そして、現在は廃止になったと聞いている抽選で不合格。学校の正門から天王寺の駅まで、親子三人で泣きながら歩きました。
その時、6歳のこんな小さな子どもに何と酷なことをさせたのだろうと後悔しました。
道すがら、愚息は涙で肩を震わせながら、「次は抽選の無い学校を受ける!」と大声で叫びました。親子三人でどうやって自宅まで帰ったか覚えていないのですが、この言葉だけが胸に刺さりました。
私学の小学校も考えましたが、地元の公立小学校に通うことになりました。
この選択が、灘中合格へとつながっていたように思います。
小学校に入った愚息は、車で5分くらいの小さな学習塾に週に2日程通っていました。
そして、気分転換で始めたゴルフに1年生から没頭していきました。中学受験をする予定だったので、ゴルフは5年生までと期間を限定していましたが、5年生の時には、全国大会に2度出場し全国の強者との闘いを楽しんでいました。そして、ゴルフで負けず嫌いな性格とメンタルが鍛えられました。また、同学年の友達には負けない程の体力も手に入れました。
能開センター上本町校にお世話になったのは、4年生の2月から、つまり5年生からです。5Sから入塾し6S2へ、クラス落ちの危機もありました。友達と遊ぶのも我慢し、大好きだったゴルフも我慢し、毎日毎日、宿題に追われ、寝不足で目の下にクマを作り、送迎中の車の中での宿題、確認テスト・演習テストの勉強。何とかしがみついてがんばったと思います。
愚息は、何度も「もうダメだ。」と思ったそうです。
灘模試3連敗の時、TO先生にクラス下げのお願いに行こうか相当迷ったようです。
その時期以外は、ゴルフのスコアボードを見るように、自分の順位と友達の順位を確認
しながら楽しそうに勉強に励んでいたように思います。
「心」「技」「体」、この3つが揃わなくては、灘中合格はないと思います。
愚息は、「心」と「体」をゴルフで、「技」を能開センターでお世話になったTO先生・TSU先生・O先生・U先生(6年)、Y先生・OK先生・OS先生(5年)をはじめ全ての先生・スタッフの方々に育てて頂きました。また、ワオ・コーポレーションにご縁を導いてくれたNさん、上本町校を紹介して下さったワオ・コーポレーションのTさん、入塾面接をして下さったS先生。皆様に対して感謝の気持ちで一杯です。
愚息は、これから4年間はゴルフに没頭する予定です。その後、プロゴルファーのトム・ワトソン、タイガー・ウッズ、ミッシェル・ウィーが通ったスタンフォード大学を目指します。いずれにしても、ようやくスタート地点に立てました。
勉強?! 好きじゃないねん。灘中に行きたいだけやねん!
公開テスト総合3科C(6年生)、10位以内(4回)、20位以内(2回)、30位以内(2回)、40位以内(1回)、50位以下(1回)、病欠(1回)。
灘模試・判定テスト、2勝6敗。
気持ちで勝ち取った灘中合格、愚息を自慢に思います。本当に良く耐えたと思います。
素晴らしい!
最後に、愚息の次に頑張った家内に「ありがとう。お疲れ様。」