株式会社ユニティ 山下優之のブログ

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2011.2.01

我が子の受験・お受験を終えて

今年度、我が家は長女12歳・長男6歳のダブル受験を経験しました。
次女9歳は、もっぱらお手伝いでした。

長女は、どちらかというと体育会系でスポーツ大好き、勉強は並というタイプです。
小学校4年生から塾へ通っていましたが、近所で評判の塾への入塾テストすら合格せず
春期・夏期講習を受け、ようやく引き受けてもらえる状態でした。
希望校へは合格したのですが、10月の模試ではF判定。11月の模試でもD判定。
塾の先生からは、「無理」ですと一蹴されましたが、本人がどうしても希望校に行きたい
とのことで、11月から5時起きで共に勉強しました。12月の最終の模試でギリギリB判定が
出ましたが、塾の先生からはこんな点数の生徒が合格したためしがないとのこと、再度、
希望校を変更するように勧められました。が、不合格でもかまわないと強引に受験しました。
試験終了後、問題全然できなかった、これで合格してたら笑うわとニコニコして帰って来ました。
結果4校受験し全て合格しましたが、「ラッキー」だったと思っています。
これで、大学まで受験せずに関西ではそこそこの大学まで行けるでしょう。
後は、私が頑張るだけですね。

長男は、勉強もスポーツも万能タイプ(親バカ)です。
勉強はできるというより、多分、早知恵なんだと思います。
長女に感化されたのか親に諭されたのか、小学校を「お受験」することになりました。
11月からのプレスクール通いです。毎週末、勉強勉強で疲れたと思います。
当初、プレスクールで50人中40位くらいの成績でしたが、要領がつかめてくると
トップ10には入れるようになりました。もちろん、私と長女と一緒に5時起きです。
おまけに年末、お正月は、朝から晩まで、3人で猛特訓です。
この期間は、次女も一緒に勉強させました。大掃除もおせち料理もなしでした。
「お受験」当日、緊張して家を出て行った長男の顔が印象的でした。
大阪教育大付属天王寺小学校を「お受験」したのですが、
試験は、そこそこ出来たらしいのですが、友達と答え合わせをすると不安になったようで
合格してたらいいな~と、弱気になってました。
男子志願者数400名弱、受験者数300名弱、一次合格者数69名、最終合格者数60名。
一次合格者が抽選をし、最終合格者になります。女子も同程度の人数だったらしいです。
長男は、一次までしか合格しませんでした。69分の9の不合格の抽選くじを引いたんですね。
ある意味、強運だったのかもしれません。
それでもたった3ヶ月でここまで出来た長男は立派なものだと思ってます。
でも、合格してたら違った人生がこの子の周りで起こったのかと思うと親としては複雑な心境です。本人も大泣きし、2・3日は立ち直れていなかったと思います。私も久々に泣いてしまいました。
6歳の子供には、酷な体験だったと思いますが、これを糧により成長してもらいたいものです。
というより、親である私と家内が、しっかり導いてやらねばなりません。

我が家にとってもいい経験になりました。

次は、6年後、次女と長男の受験に向けて頑張っていきます。

子供の人生がかかっているんですから、家族一丸となってがんばらねばなりません。

小学校お受験を終えて、各学校の過去の問題をたくさん勉強しましたが、
問題から親のしつけを問われていると非常に感じました。
小学校お受験のノウハウはたまりましたが、もう我が家には必要ないです。
機会があれば皆さんに伝授いたします。ご希望者は、ご連絡下さい。

中学校受験を終えて、学力と経済力は比例しているんだと、日本の教育システムの不備を
非常に感じました。

この受験・お受験を上手く乗り越えられたのも本人・家族のがんばりがあったのですが、
一番苦労した家内を褒めてやりたいです。

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