株式会社ユニティ 山下優之のブログ

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2007.8.27

正しいこと

「正しいこと」と「間違っていること」を判断することは簡単です。

「正しいこと」と「正しいこと」を判断することは結構難しいです。

例えば、火事の現場で子供が閉じ込められている。
Aの部屋には1人。Bの部屋には3人。火の勢いから両方の子供を助ける
ことは不可能です。あなたは、どちらの部屋の子供を助けますか?
これだけの情報であればBの部屋の子供を助けますよね。
でも。Aの部屋の子供が自分の子供ならどうしますか?Aの部屋でしょうか。
もし、Bの部屋に100人の子供がいたらどうしますか?

賛否両論あると思いますが、私は、自分の子供をたすけると思います。
そして、もう一方の部屋の子供たちを助けにいくと思います。死ぬ覚悟で。
たぶん死ぬと思います。たとえ助け出せなくても、最後まであきらめずに。
ちょっと、綺麗ごとを言いすぎですかね。でもそうすると思います。

ちょっと大げさな例えですが、
会社の経営では、このような判断をする機会が結構あります。
どちらも正しいことなんですが、少ない情報で判断し決断する。
しかもぶれずに判断し決断する。

自分の信念をしっかり持たなくては、勝ち残っていけないんです。
ある意味、シビアな世界です。だから、楽しいのかもしれません。

 

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